ヒエロニュモス(父)



(これは推測だけど)町の奴隷商人。
カルディアの町の中ではかなりの「力」を持っている。
妻はテレシラ。子はヒエロニュモス(兄)とエウメネス。
側近にへカタイオスがいる。
スキタイ人たちを奴隷にする旅、その途中で、まだ物心もついていないエウメネスに出会う。
ヒエロニュモスと子供のエウメネス、2人がお互いの顔を合わせている時、
子供のエウメネスは、ヒエロニュモスをただじーっと見るだけだった。
そのエウメネスを見て、ヒエロニュモスは何を思ったか
「母親のところに行かせろ!今すぐだ!」
と叫ぶ。
エウメネスの母親と見られる女性は既に惨殺されており、
とてもじゃないが、それはまともに見れる状態ではなかった。
部下達はその行動を止めようとするも、
ヒエロニュモスは聞き入れず・・、
エウメネスの母親が惨殺されてる場所に、エウメネスと行った。
ヒエロニュモスはそれを見て、吐き気をもよおすそれに対し、
エウメネスは冷たい目で、母親と見られる女性を見ていた。
ヒエロニュモスは、子供にしながらにして冷静なエウメネスの態度を、ひどく気に入る。
そしてヒエロニュモスはエウメネスを養うこととなる。


しかし、ヒエロニュモスはエウメネスを育てていなければ、
もっと長く生きられただろう。どうしてもそう思ってしまう。